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InkPress
E-INK PDF / COMIC VIEWER

InkPress 取扱説明書

BOOX などの E-ink(電子ペーパー)端末に最適化した、PDF・コミック・自炊書籍のための静かなビューアです。残像やちらつきを抑え、紙のように落ち着いて読めます。

バージョン 1.2.4 対応 Android 8.0 以上

本書は全機能を網羅した説明書です。目次から知りたい項目へ飛んでください。

目次

01対応ファイルと端末 02はじめに(本棚の設定) 03ライブラリ(本棚)の使い方 04本を読む(リーダー操作) 05レイアウト設定 06E-ink 最適化 07注釈・しおり・メモ 08クラウド同期(Dropbox) 09ホーム画面ウィジェット 10設定 11困ったときに(FAQ)

主な機能

よく使う操作をまとめました。詳しい手順は各章を参照してください。

ページめくり

画面の左右タップで前後のページへ。漫画は右→左めくりにも対応。

見開き表示

横画面で2ページを並べて表示。ズレ補正もワンタップ。

余白の自動トリミング

紙面の余白を自動で切り取り、文字や絵を大きく表示。

手書きメモ

ペンアイコンで手書きモードに入り、ページへ直接書き込み。

フォルダ作成

本を別の本へ重ねてドラッグすると、フォルダにまとめられます。

クラウド同期

Dropbox 連携で、複数の端末から続きを読めます。

1

対応ファイルと端末

  • 対応フォーマット:PDF / ZIP / CBZ / RAR / CBR / 画像(JPG・PNG・WEBP・BMP・GIF)
  • 対応端末:Android 8.0 以上。BOOX/Onyx などの E-ink 端末に最適化(一般の Android 端末でも動作)
  • 暗号化された PDF はパスワードを入力して開けます。
2

はじめに(本棚の設定)

初回起動時にオンボーディング(4ページの案内)が表示されます:①本棚の設定 ②読み方と設定 ③しおり・メモ ④ウィジェット。後から「設定 → システム・その他 → オンボーディングを見る」で再生できます。

STEP 1
本棚の設定
STEP 2
読み方と設定
STEP 3
しおり・メモ
STEP 4
ウィジェット

本棚フォルダの登録

  1. 1空の画面の「フォルダを選択」、または「設定 → ライブラリ → 本棚を変更/本棚を追加」をタップ。
  2. 2端末内の本が入ったフォルダを選びます(複数フォルダを登録できます)。
  3. 3登録後、フォルダ内の本が自動でスキャンされ、表紙サムネイルが生成されます。
3

ライブラリ(本棚)の使い方

本を開く・探す

  • 本をタップすると開きます。フォルダはタップで中に入り、上部のホーム/戻るボタンや端末の戻るキーで移動します。
  • 画面上部の「最近読んだ本」カードから直前の本をすぐ再開できます(× で非表示)。
  • 引っ張って更新で本棚を再スキャンします(フォルダに変更がなければ高速にスキップ)。

並べ替え・整理

  • 上部の並べ替えアイコンで、名前(A-Z / Z-A)・日付(新しい / 古い)・カスタム(手動)を選べます。
  • ドラッグ&ドロップ:本を長押ししてドラッグで並べ替え。本を別の本に重ねるとフォルダが作成されます(自動でカスタム順に切替)。
  • 複数選択:本を長押し →「複数選択」で、まとめて操作できます。

本ごとのメニュー(長押し)

本を長押しすると、次の操作ができます。

読書設定(レイアウト) 表紙:ページ指定/トリミング 名前変更 情報(ファイル詳細) 履歴から削除 削除

削除について

⚠ 注意

既定の「削除」はライブラリから隠すだけで、ファイル自体は残ります。隠した本は「設定 → ライブラリ → 非表示の本を管理」で元に戻せます。

ファイルごと消したい場合は、「設定 → ライブラリ」で物理削除を有効化してください(赤字の警告つき。本棚のルートフォルダは削除できません)。

表紙とファイル名の表示

  • 表紙サイズは小/中/大から選べます(設定 → ライブラリ)。
  • サムネイル下のファイル名・拡張子の表示は個別に ON/OFF できます。
4

本を読む(リーダー操作)

初回は読み方向に応じた操作ガイド(タップ位置の図示)が一度だけ表示されます。

リーダーのメニューバー(中央タップで表示)
スリープ
目次
表紙に設定
自動トリミング
クイック調整
本の設定

ページ送り

タップ
  • 横(ページめくり)モード … 画面の左 30%・右 30%がページ送り、中央 40%=メニュー。漫画(右→左・既定)では左=次・右=前、左→右モードでは左=前・右=次
  • 縦スクロールモード … 上 25%=前、下 25%=次、中央 50%=メニュー
次ページ左 30%
メニュー中央 40%
前ページ右 30%
図は既定の漫画(右→左)モードの割り当て。左右各 30%がページ送り、中央 40% がメニューです。左→右モードでは左=前・右=次と反転し、縦スクロールでは上 25%=前・下 25%=次・中央 50%=メニューになります。
  • スワイプ:左右(縦モードは上下)にスワイプしてめくります(設定で ON)。
  • 音量ボタン:音量↓=次、音量↑=前。設定で反転できます。
💡 ヒント

電源・音量ボタンだけで読めるので、E-ink 端末でとても便利です。

拡大・表示

  • ピンチで拡大縮小(最大 4 倍)、ダブルタップで全体表示に戻す(拡大の解除)。
  • 自動トリミング(Auto Crop):余白を検出して自動で拡大し、文字を大きく表示します(リーダーのメニューボタン)。
  • ズーム/位置ロック:拡大率と位置を固定し、全ページを同じ枠で読みます(自炊本の余白カットに便利)。
  • クイック調整:コントラスト/彩度/モノクロをその場でプレビューしながら調整できます。

移動・ナビゲーション

  • 中央タップで上下のメニューバーを表示。
  • 目次(TOC):PDF の目次タブとサムネイル一覧タブからジャンプ。
  • ページ番号ジャンプ:番号を入力して移動。

進捗の保存

読書位置はアプリを切り替えたり画面が消えたときに自動保存され、次回は続きから開けます(「設定 → リーダー → 最後の本を再開」で起動時に自動で開くこともできます)。

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レイアウト設定(本ごと・フォルダごと)

リーダー内の「本の設定」ボタン、またはライブラリで本/フォルダを長押し →「読書設定/フォルダ設定」から開きます。

設定は フォルダ → サブフォルダ → 本 の順で継承されます(優先度:本 > サブフォルダ > 親フォルダ)。「フォルダの既定にする/フォルダ内すべてに適用」ボタンでまとめて設定できます。

親フォルダ
›
サブフォルダ
›
本
優先度  本 > サブフォルダ > 親
設定項目 内容・選択肢
読み方向右→左(漫画・既定)/ 左→右 / 縦スクロール(ウェブトゥーン)
見開き2ページ表示ON / OFF
見開きのズレ補正奇数/偶数ページの組合せをワンタップで切替(表紙を単独表示するか等)
横画面で自動見開き端末を横にすると自動で見開きに(既定 ON)
1ページずらし見開き内で 1 ページ前後にずらす
コントラストスライダーで調整(薄い文字をくっきり)
彩度スライダー(カラー E-ink 向け)
モノクロ/ディザリングON で白黒化(標準 E-ink で文字がくっきり)
背景色既定/白/黒
描画品質高品質/パフォーマンス
ズーム/位置ロックON / OFF
リセット本:個別設定を消去して親の設定に戻す / フォルダ:アプリ標準に戻す
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E-ink 最適化

E-ink(電子ペーパー)端末で快適に読むための機能です。

  • 全体リフレッシュ(残像クリア):BOOX/Onyx 端末では GC16 ハードフラッシュで残像(ゴースト)を一掃します(非 Onyx 端末ではソフトフラッシュ)。「設定 → リーダー → E-ink リフレッシュ」で OFF/自動/1・3・5 ページごとを選べます。
  • コントラスト調整・ディザリング:薄い文字をくっきり、画像を E-ink 向け白黒に。
  • 描画品質モード:高品質/速度を選択。
  • スリープ(画面オフ):リーダー左上の月アイコンで画面を消灯(端末をロック)。電源ボタンが押しにくい E-ink 端末向けです。
  • BOOX 純正ペン対応:BOOX 端末ではハードウェアペンで手書き注釈ができます。
🔒 プライバシーについて

スリープ機能は端末のアクセシビリティサービスを使い、有効化した場合のみ動作します。画面の内容は一切読み取らず、データの収集・送信もありません。

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注釈・しおり・メモ

注釈ツールは ナビゲート/ペン(手書き)/消しゴム/投げ縄(範囲選択) の 4 種です。

ナビゲート
ペン
消しゴム
投げ縄
色付きしおり
  • 色付きしおり:しおりゾーンをタップ → 赤・青・緑・黄・紫の 5 色から選択(見開きでは左右ページを判定)。
  • テキストメモ:ページ上の位置にメモを残す/編集/削除。
  • 手書き注釈(ペン):フリーハンドで描き込み。サイドツールバーでペン色(5 色)・太さを調整。
  • 消しゴム・投げ縄:描き込みを消す、範囲選択して移動・削除(サイズ調整可)。
  • 注釈リスト(本内):その本のしおり・メモ・手書きを一覧表示してジャンプ。
  • 全注釈ビュー(横断):ライブラリ上部の注釈アイコンから、全ての本の注釈をタブ(すべて/しおり/メモ/手書き/履歴)で横断表示。件数バッジつき。フォルダ移動などで切れたリンクは「再リンク」で復旧できます。
  • エクスポート/インポート:全注釈+履歴+表紙を JSON で書き出し・取り込み(端末の移行用。「設定 → ライブラリ」)。
8

クラウド同期(Dropbox)

複数の端末(例:スマホと E-ink 端末)で読書状態を引き継げます。

スマホ
⇄
Dropbox
⇄
E-ink 端末
読書位置=最も先を採用注釈・履歴=統合レイアウト=新しい方

連携のしかた

「設定 → ライブラリ → クラウドアカウント →『Dropbox と連携』」。連携すると、下の進捗同期・注釈同期のトグルが有効になります(連携前はグレーアウト)。

同期される内容

対象 仕組み
読書位置最も先まで読んだ位置を採用(後退しても下げない)。別端末で開くと「リモートが先まで読んでいます」と確認ダイアログが出て、続きへジャンプできます(Kindle 風)。
レイアウト設定新しい方を静かに反映(見開き・読み方向・ズームロック等)。
注釈しおり・メモ・手書きをそれぞれ突き合わせて統合。削除も他端末へ伝わります。
読書履歴統合(別端末で読んだ本が「最近読んだ」に出る)。
  • 本の同定はファイルの内容で行うため、端末ごとに保存場所が違っても同じ本として扱われます。
  • クラウドから取り込み:Dropbox 上のファイルを選び、保存先の本棚フォルダを指定してダウンロードできます。
  • アカウントは一覧で確認でき、切断もできます(認証情報は暗号化して保存)。

クラウド連携は Dropbox のみ対応です。

9

ホーム画面ウィジェット

ホーム画面に置いて、アプリを開かずに本へアクセスできます(4 種)。

続きから読む

直近の本へワンタップで復帰。

読書履歴

最近読んだ本のリスト。

しおり

しおり一覧から該当ページへジャンプ。

統合ウィジェット

上記をまとめた複合表示。

ウィジェットの見た目は「設定 → ウィジェット」または配置時の設定画面で調整できます:背景の透過 ON/OFF・不透明度(0〜100%)・文字サイズ(70〜180%)。E-ink でも見やすいデザインです。

10

設定

設定画面は ライブラリ/リーダー/システム・その他 の 3 タブです。

ライブラリ

本棚フォルダ管理、ファイル名・拡張子の表示、表紙サイズ、物理削除、非表示の本の管理、クラウドアカウント+進捗/注釈同期、注釈のエクスポート/インポート

リーダー

描画品質、E-ink リフレッシュと間隔、スクロール方向(横/縦)、既定の見開き、横画面の自動見開き、音量ボタン反転、スワイプ操作、最後の本を再開、リーダーの背景色、アプリのテーマ(ライト/ダーク/システム)

システム・その他

バージョン情報、オンボーディングの再生、ヘルプ、開発者を応援する(Ko-fi)リンク

11

困ったときに(FAQ)

Q
本が表示されない
A

「設定 → ライブラリ」で本棚フォルダが登録されているか確認し、本棚を引っ張って更新してください。対応していない形式は表示されません(→ 01章)。

Q
削除したのにファイルが残る/消したくない
A

既定の削除はライブラリから隠すだけです。完全に消すには物理削除を有効化(→ 03章)。隠した本は「非表示の本を管理」から戻せます。

Q
別の端末で続きから読めない
A

両方の端末で同じ Dropbox に連携し、進捗同期を ON にしてください(→ 08章)。

Q
残像(ゴースト)が残る
A

「E-ink リフレッシュ」を自動または短い間隔に設定してください(→ 06章)。

Q
画面が消せない(E-ink 端末)
A

リーダー左上の月アイコンでスリープ。初回はアクセシビリティの有効化が必要です(→ 06章)。

Q
文字が薄い/読みにくい
A

本の設定でコントラストを上げる、モノクロ(ディザリング)を ON、自動トリミングで拡大してください(→ 04章・05章)。

開発を応援いただける方は、アプリ内「設定 → 開発者を応援する(Ko-fi)」からどうぞ。いつもありがとうございます。

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